外壁塗装や屋根工事の作業中、お客様からお茶やお菓子の差し入れをいただくことがあります。
職人にとっては大変嬉しいお心遣いですが、
「工事中にお茶出しができないんですが・・・」
「毎日お茶出しをする必要があるの?」
というように悩まれる方も少なくありません。
今日は、外壁塗装中のお茶出し・差し入れをテーマにお話ししていきます。
外壁塗装の職人へお茶出しは必要なし
結論として、外壁塗装の職人へお茶出しをする必要はありません。
昔は「工事に来てくれる職人さんにはお茶出しをするのがマナー」とされていた時代もあります。しかし、今は共働きのご家庭も多く、お茶出しがお客様の負担になると理解のある塗装業者がほとんどです。
かといって職人へお茶出しをするのがNGというわけでもなく、基本的には外壁塗装中のお茶出しは、してもしなくてもどちらでも問題ないと考えます。
ただし、コロナ禍の影響で「お茶出しはご遠慮ください」と事前にお断りを入れる塗装業者もいるようなので、お茶出しをしようか迷っている方は業者さんに聞いてみるといいでしょう。
ちなみに、信頼できる塗装業者なら、お茶出しをしなかったからといって手抜き工事をすることはありません。お客様の不利益となることはないので、無理してお茶出しや差し入れをする必要はないのです。
外壁塗装の職人へお茶出しをする場合
外壁塗装工事中にお茶出しをする義務はありませんが、お客様からご好意でお茶をいただいた際には、職人はありがたく受け取ることでしょう。
外壁塗装中にお茶出しや差し入れがあると、本当に嬉しく、職人の励みにもなります。
適切なお茶出しのタイミングや差し入れの内容について悩んでいる方は、参考にしてみてください。
お茶出しのタイミング
お茶出しのタイミングは、職人の休憩時間に合わせて提供するのがベストです。
【塗装業者の一般的な休憩時間】
・午前10時頃(小休憩)
・正午頃(お昼休憩)
・午後3時頃(小休憩)
ただし、天候や現場の進行状況によって、休憩時間がずれることもあります。
もし休憩時間の都合が悪ければ、クーラーボックスなどに飲み物を入れておいて、好きなタイミングで自由に飲んでもらうのもおすすめの方法です。
お茶出し・差し入れの内容
お茶出しや差し入れの内容について決まったルールはなく、だからこそ悩まれる方も多いでしょう。
【適しているもの】
用意や片付けに手間がかからず衛生的なものなど
・個包装されたお菓子
・ペットボトル飲料
・缶コーヒー
・スポーツ飲料
【避けた方がいいもの】
すぐに食べる必要があるものなど
・ケーキのような生菓子
・寿司などの生もの
そのほか、季節に合ったものを出すのも喜ばれます。例えば、夏は熱中症対策の塩分を含んだタブレットや、よく冷えた飲み物。冬は温かい缶コーヒーやカイロなども人気です。
【Q&A】外壁塗装の職人へお茶出し以外の気遣いについて
外壁塗装中、お茶出し以外の気遣いについてもよくある質問にお答えします。
お茶出しは毎日必要?
お茶出しはなくても問題ありません。
外壁塗装工事は、2週間〜3週間かかるのが一般的なので、毎日のお茶出しは大きな負担となってしまいます。お気持ちだけで十分なので、無理をする必要はありません。
コミュニケーションを取れるタイミングは?
休憩中に声をかけていただいてもいいのですが、作業前や作業後の挨拶のタイミングなら時間をとりやすいでしょう。
もし工事中に気になることがあれば、作業中でも適宜お声がけください。ただし、作業工程によっては中断できないときがあり、後ほどお話しを伺うこともあります。
工事期間中に職人へトイレを貸すべき?
基本的には、外壁塗装工事中に職人へ家のトイレを貸す必要はありません。
どうしても緊急の場合はトイレをお借りすることをお願いするかもしれませんが、多くは近くの公園や公共施設のトイレを利用したり、飲み物を買うついでにコンビニのトイレを使ったりします。
お茶代として現金を渡してもいい?
お茶代として現金を渡すのは、おすすめできません。塗装工事代とは別で現金のやりとりがあると、思わぬトラブルを招いてしまう可能性があります。
「寸志」や「心付け」を禁止している業者も少なくありません。
まとめ
外壁塗装中にお茶出しをする必要はありません。
きちんとした信頼のおける塗装業者であれば、お茶出しの有無で塗装の仕上がりが変わることもないのでご安心ください。
それでも、「職人さんたちに喜んでもらいたい!」というお気持ちで用意されるなら、休憩時間にペットボトル飲料などを渡すなど、負担のない範囲で行なうのがおすすめです。
基本的には、どの塗装業者も「お茶出しはいりませんよ」と言ってくれると思いますが、心配であれば業者さんに直接聞いてみましょう。 私たちアイビーリフォームの場合も、基本的にお茶出しは不要とお伝えしていますが、お客様からお茶や差し入れをいただいたら、職人一同ありがたく受け取っています。