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厚木の外壁塗装専門店アイビーリフォーム一級塗装技能士小口哲司のブログ
2011年3月11日
午後2時46分に発生した
東日本大震災。
12年前のことですが、
きっと
一生忘れることがない日です。
こんにちは。
神奈川県厚木市の
外壁塗装・屋根工事専門店
（株）アイビーリフォーム
代表の小口（おぐち）です。
2011年3月11日
午後2時46分に発生した
東日本大震災。
12年前のことですが、
きっと
一生忘れることがない日です。
1995年1月17日の
阪神淡路大震災は、
早朝のニュースで見て
驚いたことは確かですが、
関東に住んでいた私は、
揺れを自分で感じたということでもなかったので、
どこか遠い世界の
他人事だったように思います。
しかし、
12年前の
2011年3月11日。
東日本大震災は、
ここ厚木でも大きく揺れました。
私はその時会社にいましたが、
すぐに外に出ると、
会社の前の信号機が
折れてしまうんじゃないかと思うぐらいに
グラグラと揺れていました。
これはただ事じゃない
直感的に
そう思うような
大きな地震でした。
すぐに
現場の状況を確認しようと
職人たちに電話をしてみると、
幸い
足場から誰かが落下したり
何かを落下させてしまうようなこともなく
大丈夫だったようでしたが、
その日は早めに切り上げるよう伝えました。
後で聞いた話ですが、
ひとつの現場では、
地震発生前に
テレビの地震警報を見て
お客さんが、
「大きな地震がくるみたいです！」
と、外に飛び出てきて
足場の上の職人に伝えてくれたようです。
その声を聞いて
揺れ始める前に
足場から降りることができた
職人も、
揺れ始めてから、
塗料をこぼさないように
やっとの思いで降りてきた職人も
大きな揺れに
備えることができました。
東日本大震災の後、
何年かの間は、
現地調査に行くと、
あのときの地震でこのひび割れができた
と、
聞く機会が多くありました。
あれだけ大きな地震だったので、
外壁にひび割れが発生しても
当然に思えるかもしれませんが、
ひび割れは、
地震以外にも
さまざまな理由で発生します。
写真のような
モルタル外壁の場合だと、
ひび割れが生じる主な理由は、
モルタル自体の収縮
そして、
家の構造体である木材の
乾燥による収縮
による動きなどがあります。
モルタルのひび割れは
ある意味仕方がないことですが、
添加剤や下地にメッシュを
入れることである程度
ひび割れを抑えることもできるように
なってきています。
ひび割れを発見したら、
なるべく早く
信頼できる業者さんにお願いして、
メンテナンスをしてもらうことを
おすすめします。
ひび割れを
放置しておくと、
さまざまな
危険が起きる
可能性があるのです。
たとえば、
①雨漏りが始まる可能性がある
ひび割れは雨水の浸入口になるので、
時間が経つに従って、
壁の内側を傷め、
室内への雨漏りが始まる可能性があります。
実は、雨漏りの原因は、
屋根よりも外壁の傷みから来る場合が多い
とも言われているのです。
②住まいの耐性が落ちる
ひび割れから浸入した雨水は、
徐々に外壁の下地を腐食する恐れがあります。
最も怖いのは外壁内部の構造体を腐食させること。
柱・梁など住まいを支える構造材が腐食すれば、
住まいの強度は低下し、
水分を含んだ構造材にシロアリが
発生することがあります。
柱・梁などがシロアリにやられると
住まいの耐性は著しく低下するので、
強い地震に耐えられなくなる
危険があるのです。
③健康被害につながる
ひび割れから浸入した雨水は、
家の中にカビが
発生しやすい環境を作ってしまうのです。
カビは
人体に悪い影響を及ぼす
可能性があり、
カビを餌にするダニの発生を促します。
カビやダニが繁殖した住まいは
健康的な住まいとは言えません。
④住まいの美観を損なう
外壁にひび割れがある家は
どうしても見た目が悪くなります。
大切な我が家、
見た目も美しいほうが
日々の生活も気持ち良く
送ることができます。
大切なお家のメンテナンスですが、
どうしても後回しになりがちです。
常日頃から
意識しておくことは難しいかもしれませんが、
今日のような日に
今一度
大切なお家のことを意識してみてほしいです。
12年前の
東日本大震災では、
多くの方が自宅を失っています。
きっと
誰もが大切にしていたお家でしょう。
アイビーリフォームでは
お家を建てることはできませんが、
外壁塗装や屋根工事を通して、
お家に大切に住み続けるお手伝い
をしています。
