雨漏りをコーキングで埋めるときの注意点とは?

お客様満足度No1受賞!一度失敗した人が選ぶ
厚木の外壁塗装専門店アイビーリフォーム一級塗装技能士小口哲司のブログ




いつもありがとうございます。
神奈川県厚木市の
外壁塗装・屋根工事専門店
㈱アイビーリフォーム代表の小口(おぐち)です。




関東の今年の梅雨入りは、
例年より少し遅れて、
6月中旬ぐらいとの予測です。



梅雨
と聞いて、
心配になるのがやはり、

雨漏りですよね。




最近は雨漏りしていないけど、
何年か前には、
この窓の上あたりから、
雨漏りしていた

というようなお話は、
よく聞きます。



「雨漏りがしている!」

「この窓の上が怪しい!」

と、
なると、
ホームセンターで
コーキング材を買ってきて、
自分で埋めたり、

お家を建ててくれた
ハウスメーカーや
工務店に
連絡をしてみてもらう

ということが一般的だと思います。







しかし、
ここで注意が必要です!






自分でホームセンターに
コーキング材を買いに行ったとき、

そして、
ハウスメーカーや工務店の
担当者に直してもらうとき

に、
注意が必要なのです。





コーキング材

シーリング材と呼ばれることもありますが、
意味合いは同じです。

アイビーリフォームのホームページ内では、
「シーリング」と表現していることが多いですが、

一般の方は、「コーキング」と言うことが多いので、
今回のブログ内では、「コーキング」と表記しています。




このコーキング材は、
ホームセンターに行くと、
さまざまな種類があります。





今回のように、
外壁に使用する場合には、
シリコーンコーキング(シリコンコーキング)
を選んではいけない
のです。




このシリコーンコーキング(シリコンコーキング)
は、
耐水性が高い
ということが特徴ですが、
室内の水回り
キッチンや洗面所、
トイレなど
室内で常に水に濡れる箇所に
使用するもの。



耐水性が高いために、
上から塗装する箇所には、
使用できないコーキング材なのです。




耐水性が高いので、
外壁に使用すると、
外壁塗装の際に、
塗料がのらない(はじいてしまう)
のです。




今回のように、
雨漏りが怪しい
と、思われる窓の上
などにコーキング材を使用するときには、


塗料がのる(はじかない)
変成シリコンコーキングが良いでしょう。




実は、
ハウスメーカーや工務店の担当者の方も、
シリコーンコーキング(シリコンコーキング)
を使ってしまうことも多いのです。



担当者と言っても
営業マンや
メンテナンス担当など、
あまり塗装に関する知識がない人も多いので、
注意が必要です。






上の写真は、
ハウスメーカーの
メンテナンス担当の方が、
雨漏り対策のために行なってくれた
コーキング処理の跡。



透明のシリコーンコーキングを
雨漏りが怪しいと思われる
サイディングの隙間や、
窓の上に、塗っています。


矢印のところが、
シリコーンシーリングの
施工箇所です。





雨漏りは止まっているようですが、
外壁塗装のときには、
塗料がのらないので、
このままでは塗装ができないのです。




外壁塗装前には、
相応の処理は行ないますが、



塗装をする
外壁には、
シリコーンコーキングの
使用は避けるべきですね。




ご自分で、
雨漏りの処理をする時も

ハウスメーカーや
工務店の
担当者の方に
処理してもらうときにも、

注意が必要です。


やはり、
外壁の専門家に、
見てもらうことが良いでしょう。


「雨漏りがしている!」

「この窓の上が怪しい!」



そのような時も、
外壁塗装、屋根工事専門店の
アイビーリフォームへ
お気軽にご相談ください。



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