屋根カバー工法は、屋根が重くなって危険なの?

お客様満足度No1受賞!一度失敗した人が選ぶ
厚木の外壁塗装専門店アイビーリフォーム一級塗装技能士小口哲司のブログ




いつもありがとうございます。
アイビーリフォーム代表
一級塗装技能士の小口(おぐち)です。





今日も
4月とは思えないような
暑さでしたね。



しかし、
明日は気温も下がるようなので、
体調を崩さないように
したいものですね。




明日以降は、
雨予報も出ていて、
しばらく天気も悪そうです。





雨が続くと
心配になるのが、
雨漏り。




特に、
屋根が心配になりますよね。



屋根も
外壁と同じように
塗装することも多いですが、


最近は、
塗装ができない屋根
増えてきて、

塗装できない屋根で有名なパミールA



屋根カバー工法(重ね葺き)
をご提案する機会が
増えています。



屋根のカバー工法(重ね葺き)
とは、


今の屋根の上に、
新しい屋根材を
カバーする(重ねる)

ことです。



ご近所でも、
そういった工事を
目にすることも多いようで、



最近では、
「屋根のカバー工法をやってもらいたい!」
と、
ご相談をいただくこともあります。



屋根カバー工法(重ね葺き)
で、
ときどきある質問が、


「屋根が重くなって、危なくないですか?」

という質問。




大きな地震の後、
瓦屋根が崩れ落ちている
映像などを見る機会も多いので、

そのように感じるのは、
無理もないでしょう。



では、
屋根カバー工法(重ね葺き)
を行なうと、
どれぐらい屋根が重くなるのか、
見てみましょう。




屋根材の種類にも、
いろんなものがありますが、



ここでは、
代表的な屋根材
考えてみます。



こちらは、粘土系素材の一般的な和瓦です。

一般的な粘土瓦は、
1㎡あたり約60Kg
1坪約200Kg

です。

屋根の大きさが
30坪とすると、
約6トン


カラーベスト、コロニアルなどと言われるスレート瓦。塗ったばかりなので、きれいです。

現在の住宅で
多く使われているスレート瓦
コロニアル、カラーベスト
などと呼ばれる屋根材ですが、

こちらは、
1㎡あたり約20kg
1坪約66kg

屋根の大きさを
30坪とすると、
約1.9トン



金属屋根 ガルバリウム鋼板に天然石チップを付着させた、超軽量で取扱い性に優れた環境にやさしい屋根材

では、
アイビーリフォームで
カバー工法(重ね葺き)するときに、
使用する金属屋根は、



1㎡あたり約7kg
1坪約23kg

屋根の大きさを
30坪として、
約690kg


金属屋根は、
粘土瓦の7分の1~8分の1程度




だいぶ軽いことが
わかると思います。



スレート瓦の上に
重ね葺きするので、


スレート瓦(約1.9トン)+金属屋根(約690kg)
=約2.59トン




粘土瓦約6トンの半分以下の重さです。




屋根カバー工法(重ね葺き)
を行なっても、
瓦屋根より
ずいぶんと軽いことが
わかっていただけたのではないでしょうか。



1995年の阪神淡路大震災では、
多くの瓦屋根の住宅の倒壊もありましたが、




瓦だけが原因ということではなく
当時の建物の構造に
原因があった
ので、


今では、
建築基準法も
改正されています




金属屋根や
スレート瓦よりも
だいぶ重い瓦屋根でも



今では、
耐震性にまったく問題のない
お家の建て方になっていますので、
心配はいりません。



カラーベスト、コロニアルなどの
スレート瓦の上に、
金属屋根でカバー工法(重ね葺き)
を行なっても、



屋根が重くなって、
耐震性が悪くなる
という心配はいらないのですね。




それでも、
うちの屋根が心配
という場合は、
お気軽にご相談ください。

今すぐお電話をする