外壁塗装中は洗濯物を干せない?おすすめの対処法を紹介

外壁塗装工事を行なう際、「洗濯物は外に干していいの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

実際、外壁塗装の期間中(約2週間〜3週間)は塗料などが飛散するリスクがあるので、基本的には洗濯物を外に干すことができません。

今回は、外壁塗装中に洗濯物を干せない理由や、洗濯物を清潔に保つための対策、少しでも外干しができるタイミングについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

外壁塗装中に洗濯物を干せない理由

外壁塗装の期間中、洗濯物を外やベランダに干せないのにはいくつかの理由があります。

洗浄水や塗料などが付着する

外壁塗装では、まず高圧洗浄を行ない、外壁の汚れを落とします。この工程で飛び散った水滴が洗濯物に付着するリスクがあります。

また、塗装作業中は塗料が飛散する可能性が高いです。とくに風が強い日には、塗料が洗濯物に付着し、汚れやシミの原因となることも。

さらに、足場の組み立て・解体時にはホコリやチリが舞いやすく、洗濯物に付着する可能性があるため注意が必要です。

塗料の臭いがつく

外壁塗装で使用される塗料には、シンナー溶剤を含む油性塗料と、水性塗料があります。とくに油性塗料は臭いが強く、外干ししてしまうと洗濯物に臭いが付着してしまうかもしれません。

塗装作業の妨げになる

塗装作業中は職人が足場を行き来するため、洗濯物が邪魔になってしまうことがあります。

また、職人が洗濯物に気を遣いながら作業をすると、効率が下がり工期が延びてしまう可能性もあるでしょう。

洗濯物を外に干せるタイミング&外壁塗装中の対処法

外壁塗装工事が行なわれている期間中でも、時間帯や工程によっては一時的に洗濯物を外に干せるタイミングがあります。

また、部屋干しを工夫したり、コインランドリーを利用したりするのもおすすめです。

【具体的な対処法】

  • 塗装工事が休みの日にまとめて干す
  • 夜間〜早朝に干す
  • 外壁塗装の工程によっては干せるタイミングもある
  • 部屋干しを工夫する
  • コインランドリーを利用する
  • 離れた場所に干す

外壁塗装工事が休みの日にまとめて干す

外壁塗装工事が休みの日は、外に洗濯物を干すことができます。

アイビーリフォームでは、基本的に「日曜日」を休みとしていますが、業者によって休みの日は異なるので確認しておきましょう。

夜間〜早朝に干す

作業が行なわれていない時間帯であれば、洗濯物を外に干すことが可能です。

ただし、以下のような注意点もあります。

  • 朝の工事前に洗濯物を取り込む必要がある
  • 夜露や霜で湿ってしまうことがある
  • 夜間は気温が低く完全に乾かない場合がある

アイビーリフォームの場合、一般的に朝8時ごろから作業を開始し、夕方5時ごろに作業を終了します。職人が帰ったあとなら、塗料が飛散して洗濯物を汚すことはありません。

季節や天候によって作業終了時間を早めたり遅らせたりすることもあるので、作業時間が気になる方はお気軽にお声かけください。

外壁塗装工程によっては干せるタイミングもある

外壁塗装には以下のような工程があります。

  1. 現場確認
  2. 近隣への挨拶
  3. 足場の設置・飛散防止の養生シート張り
  4. 外壁の高圧洗浄
  5. 養生・下地処理
  6. 外壁塗装(3回)
  7. 完了検査
  8. 足場解体

この中で、洗濯物を外に干せる可能性があるのは、「1. 現場確認、2. 近隣への挨拶、5.養生・下地処理、7.完了検査」の工程です。

ただし、下地処理や完了検査では、施工内容によって洗濯物が汚れる可能性もあります。洗濯物を外に干すタイミングは、業者に相談しながら判断しましょう。

部屋干しを工夫する

部屋干しの際は、乾きやすい室内環境を整えることが大切です。

  • 乾燥機(浴室乾燥機)を活用する
  • サーキュレーターや扇風機を使う
  • 除湿機を使って湿気をコントロールする
  • 室内の中でも日光が当たる場所に干す
  • 洗濯物同士の間隔を空ける
  • 部屋干し用の洗濯洗剤を使う

乾燥機があると便利ですが、サーキュレーターや扇風機、除湿機などの機器を活用すると洗濯物が乾きやすくなります。

また、干し方や使う洗剤を変えることで、気になる部屋干し臭対策にもなるでしょう。

コインランドリーを利用する

外干しが難しい期間は、コインランドリーの利用もおすすめです。大型の乾燥機があるため、短時間でしっかり乾燥できます。

コインランドリーに行く回数を減らすために、洗濯物をある程度溜めておくのも一つの手段です。

離れた場所に干す

庭が広い場合や、物干しスペースが別の場所にある場合は、外壁塗装期間中も外に洗濯物を干せるかもしれません。

塗装業者が現地確認をする際に、物干しスペースについて相談しておくといいでしょう。

まとめ

外壁塗装中は、洗濯物を外に干すのが難しくなります。とくに洗浄水や塗料の飛散、強い臭いの影響で、外干しは避けるのが賢明です。

さらに、近隣住民にも影響が及ぶ可能性があるため、事前の挨拶や業者選びも重要です。

近隣トラブルを避けるためにも、丁寧に近隣対応をしてくれる塗装業者を選ぶようにしましょう。

事前に「この期間は洗濯物を干せません」と伝えてもらえる業者なら、安心して工事を任せられます。

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